銀杏

すっかり肌寒くなり
小苦樂前の目白通りの
イチョウの街路樹も
色付いて秋を感じております。
イチョウといえば銀杏の香り
銀杏の匂いをくさいと思う方も多いのでは
ないでしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが
イチョウには雄と雌があり
銀杏を付けるのは雌の木だけです。
こんなに臭いなら
雄の木だけ植えれば良いのにと思いますが
幼木を植える段階で
雄と雌を見分けるのはとても難しいそうです。
そもそも街路樹にイチョウが多いのには
理由があり
丈夫で美しく、手間がかからない。
また、火にも強く防火帯としての役割も
あるそうです。
近年は雄の木を接木や挿木で
複数のクローンを作り
匂わないイチョウ並木を作っているそうです。
臭いと思いつつも秋を感じるあの香りを
感じられなくなるのは少し
寂しいように思いますね。
秋には秋を存分に感じ
短い秋を満喫いたしましょう。