案山子

雨の降る寒い夜
ふと母のぽそっと呟いた言葉が頭に浮かびました
「この曲を聞くと、子供たちの顔が浮かんで涙が出るんだ」
なんの曲だったか、、
あまりはっきり覚えていないのですが
親が遠く離れた
場所に暮らす子供を思って歌った歌詞の曲
だったかな
歌の力って本当に凄いなと思うのは
状況やその時の気温、声音までもが
一瞬で蘇るところです。
店でかけるプレイリストを作る事は、
楽しみの一つでもあります。
お客さんによってプレイリストや
アルバムをこっそり変えたり
小苦樂での時間が
曲と共に暖かい時間としての記憶として
脳裏に浮かぶ
そんな瞬間があると、いいなぁ。