表情のあるもの

先日、gallery fuuroで開催されていた
ハタノワタルさんの個展
「積み重なったもの」
に行ってきました。
柿渋や藍で染め
漆で強度を持たせた紙など
紙の持つ力、存在感は
特別なものでした。

私も物を作るようになってから
素材そのものが持つ”力”という
ことをよく考えるようになりました。
力のある素材にはそれ相当の
「意味」や「訳」があり
故に世の中に蔓延する素材とは
一線を画するのだと思います。
なかなか手に入らない素材
手間がかかり少量しか作ることができない素材
そこにはある同じような表情が生まれる気がします。
物質的なものに表情があるという表現は
とても日本らしく良い表現だなぁと思います。
“表情のあるもの”
“燃やしたらきちんと灰になるもの”
今の世の中だから大切にしたい二つのことですね。