貴方の中の決まりごと
いつもと、違う道を通ってみたり
いつもと、違うお酒を飲んでみたり
いつもは聞かない音楽を聴いてみたり、
いつもは降りない駅で降りてみたり。
そんな事をふと、
したくなる時があります。
次に何が流れてくるか分からず
音楽を聞いていると
予想もしていなかった曲が流れて
その曲が呼び起す記憶が頭によぎったり。
中には今まで聴いたことのない
曲が流れたり。
そんな時はその曲の題名を自分で
考えるのです。
大抵は、考えたものと違う題名。。ですが
歌詞から想像する自分なりの
捉え方の答えを出そうと必死に
考えている
そんな時、人の持つ固定概念や
決まり事ってなんだかもったいないなと
思うんです。
『こうでなくてはいけない』
という考え方で
もっともっと素敵な答えを
見逃してしまっている気が
してならないのです。
日本の伝統的文化や、
伝統芸能にも同じ事が言えると
小苦樂に来てから思う事が多くなりました。
例えば、
茶筅とお抹茶を手渡されて
『これでお抹茶を立ててみてください』
そう言われたら
皆さまはどういたしますか?
以前までの私だったら
「でも、茶杓なければお抹茶を立てる
お茶碗もないし、、」
と、こう思うと思います。
お抹茶を飲む器がお抹茶碗でなくては
いけないのか?
お抹茶を掬うものが
茶杓でなくてはいけないのか?
お抹茶と茶筅さえあれば、
お家にあるお茶碗で立てられます。
お抹茶を立てるなら
こうでなくてはいけない!という
固定概念さえ取り払えば
もっともっと身近に日本の文化を
楽しめそうだと、思いませんか?^ ^

コーヒーのドリッパーと
茶筅、どちらもほぼ変わらぬ御値段
毎朝コーヒーを淹れるように
お茶を立てる、
そんな暮らしも素敵だと思います。