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しつらい


しつらい

「設い」 とも 「室礼」 とも書きます。

「設い」がもともとの言葉で

平安時代にはあった言葉だそうです。

辞書で調べると

「飾り付け、設備、装置」や

「平安時代、宴・移転などの晴れの日に

寝殿の母屋や庇 (ひさし) に調度類を

配置して室内の装飾としたこと。」

とありますが

山本三千子さんの著書

「日本人が知っておきたい和のしきたり」

によると、

しつらいとは、季節や人生の節目に

感謝や祈願、もてなしの心を込めて

部屋を設えること、とあります。

馴染みのあるところでは

「雛祭り」も

女の子の成長を祈願して行われる

季節の行事で、大切な女児の成長を願う

親や、周囲の大人たちの心がこもった

しつらい(設い・室礼)ですね。

室礼という言葉は平安時代には

すでにあった言葉で「源氏物語」にも

「しつらひ」と記述があるそうです。

現在は、「設い」「室礼」と漢字で

書く事が一般的ですが

「設える」と動詞でも使いますね。

インテリアをコーディネートして

部屋を美しく飾るためだけではなく

感謝や願いなどの思いを花や野菜に託して盛る

ただ、きれいに飾り付けるのではなく

感謝や願いの心を込める 「しつらえ」

日本文化の奥ゆかしさを感じ

させてくれる素敵な言葉ですね。

小苦樂でも

お正月とクリスマスに向けた室礼の

ワークショップを開催します。

クリスマスのリースにも使え

正月のお飾りにもなる しつらいを学ぶ

ダブルユースのこの企画。

「まぁ!! 和洋折衷なんて !!」 などと

難しい事は言わず、楽しんでください。

皆様のご参加お待ちしております。

クリスマスとお正月

ダブルユース可能なお花の室礼

11/18(土)

11:30〜13:30

¥3,000-(花材代別途)

ご予約は こちら から


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