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座禅


座禅とは

姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅の基本的な修行法。

とあります。

簡単に言うと、「ただ座って精神統一する」ということになります。

これ以上ないくらい、とてもシンプル...

座禅に馴染みのない方からすると

座禅は、お寺でひたすらに我慢して座り、たまにお坊さんに叩かれたりする...

痛い、ツライ、怖い、ヤダ〜 となる

そんなやや現実から離れている行為のように感じるかもしれません。

座禅は禅の修行法として最も長い間行われているもので

長く行われているからにはそこに理由があり、故に素晴らしい

修行法であることは疑いの余地もありません。

でも実際、座禅には細かな作法や、しきたりがあり

皆さんが叩かれると思っている警策というものもあります。

そこが座禅を普段の生活に取り入れにくくしている一番の要因かもしれませんね。

そこで小苦樂では、皆さんが普段の生活に取り入れやすい

「自分を見つめる方法」という形で座禅の教室を開いています。

"Practice of Zazen"

とても簡単な座禅の練習です。

難しいことは何もありません。

先ほど話したように、ただ座るだけ。

ただ、長い間 禅の世界の修行として大切にされてきた

部分をわかりやすく伝えていきます。

その方法を皆さんの生活に取り入れやすく。

ここで、よくある質問をいくつかピックアップしておきますので

ご興味のある方は、見てみてください。

 

質問:座禅と瞑想ってどこが違うの?

瞑想は「何か一点に意識を向ける」ということに集中するのに対し

座禅は「どこにも意識を向けず、あるがままを感じる」

 

質問:「無」って何?

禅においての「無」とは

何も考えないようにしたり、感じたりしないのではなく

あるがままを受け入れ、ただ傍観することを言います。

浮かんでくる雑念をそのまま観察して、とらわれることなく

ただ見つめることで心を落ち着かせていく。

全ての聞こえるもの、感じるものが自分の体を通り過ぎていく感覚。

 

質問:座禅をしたら何が変わるの?

実際、目に見えて変わることは何もないと思います。

ある日、突然悟りをひらくということもないと思います。

ただ、一日に少しの時間でも座を組み、呼吸を深くし、自分の意識を

傍観するだけで、内なる自分と向き合うことができると思います。

不安や、孤独、悩みなど紛らわすのではなく、今自分は

「こんなこと考えているんだな」と丁寧に見つめることで

気づくことや心の変化が沢山あると思います。

 

座を組んでいると、雑念や考えは必ず出てきます。

色々と考えてしまうときは、考えを止めようと無理をする必要はありません。

あるがままでいいのです。体験に身をゆだねましょう。

何かを考えてしまってもいいのです。

一体何を考えてしまうのかよく観察してください。

「自分はいつもこんなことを考えているんだな」と落ち着いて見つめてください。

大切なことは、考えを深めない、考えを発展させない、考えを追わないようにします。

自分を見つめる観察者になってください。

きっと始めたその日に明らかな効果は感じないと思います。

一日に数分でも数日、数週間と続けていくと思いもよらない自分に気づくはずです。

簡単ですから、是非お試しを。

だって、座るだけですから笑。

明日、8/25(金) 19:00-20:00 で

"Practice of Zazen" 開催予定です。


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