同時代落語
7月12日(水) は以前から楽しみにしていた 小苦樂でも落語会をしてくださっている、 柳家花緑さんの落語会が渋谷ヒカリエにて 開催される日でした。

47都道府県全ての県、そして ヒカリエにて落語会を開くイベントが このd47 昨日は静岡県でした!
着物を着て噺をするおなじみの古典落語 と、洋服を着て椅子に座り 現代の言葉で落語をする同時代落語。 『なぜこの同時代落語をするようになったか その説明が全くなくなった』 と落語後のトークショーで話題に出て いましたが、、 着物を着て座布団に座って話す古典落語。 昔の人の普段着は着物、座るのは座布団の上、 ならば今は? 洋服を着て椅子に座り生活していますよね。 茶道のお話でも耳にする事が多いですが、 千利休がお茶を始めた頃、 そして今でもつたわる茶道の形は、 昔は最先端であり、新しい事であった。 それと同じで、今の現代でお茶、落語を するのならばいまの生活に馴染みのある スタイルでやればいいじゃないか!と。 こんな事を花緑さんをモデルとして 書かれている本の中にも書いてあったのを 思い出しながら、昨日初めて同時代落語を 聞く事が出来ました。 古い物、昔のものを今に馴染む形で伝える。 ついつい、小苦樂と繋げて考えてしまう 落語会でした。 17回目の昨日の落語後。 全部の県を回るにはあと9年かかるかも しれない、、と毎回見に来ているお客様 が呟いていました。^ ^ 9年後の同時代落語はまた違った 形の落語になっているかもしれないと 思い、想像が膨らむ 落語会の夜でした。 小苦樂でする落語会ほど近くは ありませんが、、笑 同時代落語では、その県の事を題材に 花緑さんが噺をされているので、 ぜひご自身の県の番が来たら早めに チケットを取ってヒカリエまで足を 運んで見てください^ ^